脱水症と経口補水療法
脱水症と経口補水療法
脱水症と経口補水療法のセミナーをうけてきました。
夏の暑いときに起こる脱水症はよく知られていますが、冬でも脱水症は起こります。
脱水とは単なる水分不足ではなく体から塩分も同時に失われた状態のことです
寒くなると、ノロウィルス、インフルエンザ、感染性腸炎などが心配ですね。
発熱や、下痢、嘔吐、激しい発汗などで脱水があり、飲み込みできる場合はまず経口補水液を500mlとりましょう。
スポーツドリンクと違う点は,経口補水液は、水分、塩分、糖分がバランスよく含まれており、体への吸収が速やかで優れた成分になっていることです。通常の水分補給はスポーツドリンクで十分ですが、軽度から中程度の脱水であれば経口補水液が適しています。
嘔吐が30分以内で繰り繰り返されるようでしたら従来の絶飲、絶食ですが、30分以上間隔があくようでしたら、経口補水液を試してみましょう。
特に、小児や、高齢者は脱水になりやすいので、こまめな水分補給に気をつけましょう。
また災害時 避難所などでは脱水の危険が高まります。日頃から、水と一緒に常備しておくとよいでしょう。嚥下障害のある高齢者にはゼリータイプもあります。
筋肉の「こむら返り」も脱水が疑われる症状のひとつです。
経口補水液を理解していざというときに備えていきましょう
古河市の歯医者、高尾歯科医院でした。