マイクロプラスチック,ビーズと歯磨剤
マイクロプラスチック,ビーズと歯磨剤
レジ袋、日本は年間一人当たり400枚使う計算。ペットボトルやレジ袋などが5ミリ以下になって海中に漂うものをマイクロプラスチックとよび、それ自体は食べても排出されてしまう。が、マイクロプラスチックが有害物質を取り込んでしまう(PCBなど)という性質があり、それを食べた子魚から始まる食物連鎖で、海鳥やより大きな魚の内臓には、より凝縮されたかたちで、有害物質が蓄積してしまうという報告。
日本近海にマイクロプラスチックの分布が多いのは、発展途上のアジア諸国から排出されるものが流れ着くとのこと。
木や紙といった自然に分解されるものを使うようにといった警告と、微生物をつかって、プラスチックが水と二酸化炭素に分解される研究をされている方もおり、実用化が望まれる。
歯磨き粉やスクラブ洗顔料などにはいっているマイクロビーズは小さすぎてフィルターを通り抜け下水から、魚や海の動物たちの体内に取り込まれています。
歯磨き粉に含まれるマイクロビーズは歯肉溝内で排出されず炎症を起こすこともあります。
私たち生活者一人ひとりも使い捨てを考え、脱プラスチック社会をめざしていきたいものです。
画像はエコバック。 古河市の高尾歯科医院でした。